最近は留学関連の記事が少なめですが、今日も留学とは違う日本語教師の事や技能実習生の事を書いていこうと思います。
最近なんですけども、技能実習生に日本語を教える仕事に採用していただきました。
なので今後はとある機関で日本語教師として働くかもしれないのですが。
実は実習生機関以外にも別の2つの学校でも日本語教師をしています。
来月から、ハノイで3校の学校で日本語教師として働く事になりそうなので、少し大変になりそうなのですが。
今日は、何で技能実習生達に日本語を教える仕事を始めるのか?という事を記事に書いていきます。
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今回技能実習生の送り出し機関で出会ったベトナム人の多くが18歳でした。
18歳といえば、まだまだ無知で目先の損得で物事を考えてしまい、18歳当時の私も同じような感じでした。
日本に来るベトナム人技能実習生とベトナムに行く日本人インターンはそっくり。
両方とも若くて物知らずだし、海外で働きたいって意欲ばかり強いから悪い大人に騙されるのかも https://t.co/uPpdWBToOP
— OfficeShibata外国人人材紹介行政書士@愛知 (@officeshibata) 2019年2月24日
- 世の中の事を知らない
- 目先の利益が優先される
- 貧困は連鎖していく
18歳という年齢は人によっては働きだす年齢だと思います。私自身も18歳の頃は土建業やトヨタ工場などで働いたりしていました。
目先の小さな利益(お金)ばかりに目がいってしまい、ガムシャラに働いていました。
しかしこのような行為は、将来の大きな可能性を潰していくと今では知っています。
技能実習生も同じです
日本に行く事は、2〜3年の利益で考えたら良いかもしれません。
しかし、これからもずっと続いていく未来を考えると、18歳という大切な時期を技能実習生という時間に使って良いのか?と思ってしまいます。
なぜなら技能実習生は、帰国後に、何の評価対象にもならないためです。
少しの貯金と、つたない日本語能力しか残りません。なので若い時は一生懸命勉強を頑張って、能力をとっていくべきだと思うのですが。
まあ、今日は技能実習生の共通点を、私なりに紹介していきます
技能実習生達の共通点とは?!
技能実習生達の共通点って家庭が貧しいって事だと思います。
人生って産まれた瞬間に平等ではありません。
産まれた両親の学歴や経済力で多くの事が決まっていきます。
親がお金持ちの場合は?
- 両親が高学歴の場合が多い
- 収入が高い
- なぜ勉強をしなきゃいけないのかを知っている
- 子供の教育にどんどん投資をしていく
お金持ちの家庭に産まれた場合は、両親の年収は当然高いですよね?
しかし、なぜ年収が高いのか?を考えた時に、両親が共に高学歴のケースが多いのです。自分達が良い大学を卒業して、良い企業で働いてて年収が高い為に、勉強する事の大切さを知っています。
なので、子供が小さい頃から家庭教師を雇ったりして、子供の教育にどんどん投資をしていき、両親も高学歴で勉強ができる為に、子供に様々な方法で勉強を教えていきます。
子供自身も、親の影響などで、出会う人達がレベルの高い人達が多くのなるので、「なぜ勉強するべきなのか?」を自然と理解していくのです。
両親が貧乏の場合は?
- 低学歴
- 底年収
- 親が勉強の大切さを知らない
- 貧困が連鎖していく
これは私自身にも共通する事です。
私の両親は共に高卒で、地域からほとんど出た事すらない人達なので、外の世界を知りません。
両親が高卒で、工場勤務なので、何で勉強をしなきゃいけないのか?なども知りませんし、子供の教育に投資という考えもない為に、子供は何も知らないまま大人になっていくのです。
私は小さい頃から、「工業高校を卒業したら就職しろ」と言われて育ちました。
くもんに通いたいと言っても、「勉強なんかしなくて良い」「子供は外で遊びなさい」と言われ
今、父親は私に対して言うことは、「フォークリフトの免許を取りなさい」「タクシーの免許を取りなさい」などとしか言えません。
このように、自分の人生は自分で決める事は出来ず、産まれた瞬間にある程度人生は決まっていくのです。
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なぜ技能実習生に日本語を教えたいのか?!
先ほど、他にも2つの学校で働いていると言いましたが
これらの2つの学校は、お金持ちの人達が通う学校です
お金持ちの人達の学校なので、当然3〜4人ほど別の日本人も働いています。
このように、お金のある人達はお金の力で、どんどん教育に投資をしていくのです。
私が採用された実習生機関には日本人講師がいません。
ベトナム人達しかいない学校で、学んでおり、それでも、自習生達は物凄く希望を抱いて日本へ向かおうとしていました。
これから日本へ旅立つ18歳の若者達に出会った時に自分と重なるものがあり、感情が動くものがありました。
なので、週2回程度ですが、この機関で働こうと思いました。
最後に抱負を語ってみる
今現在、技能実習生は日本国内で物凄く注目をされています。
失踪や自殺、犯罪など、あまり良くない印象もありますが、だからこそ、技能実習生達に携わってみて、私なりの生の声を発信していきたいです。
今後日本の労働人口が減っていく中で、外国人労働者に頼らなきゃいけないのは明白だと思います。
私は、貧乏でお金がない為に、年間学費が20万円のベトナムの大学に進学をしました。
そんな私が技能実習生に携わっていく事は、時運の巡り合わせなのかもしれません。
今後は、ベトナム留学、日本語教師、技能実習生の事なども記事に書いていきますので、今後とも応援をよろしくお願い致します。
今日はここで終わります。