「ベトナムに行きたいけど治安などが心配だな・・・・」
「東南アジアは置き引きやスリなどが有名だけど大丈夫なのかな?!」などと考えている方もいるかもしれません。
この記事をお読みのアナタは、少なからずベトナムの治安面に興味を持たれていると思いますし、中には旅行前の方もいられるかもしれません。
そこで今回は、ベトナム在住1年以上の私がベトナムの治安面について色々と紹介したいと思います。
重要まず最初に結論を述べたいと思います。
ベトナムの治安は悪くありません。普通に生活する分には快適ですし、夜街を歩いてても危険を感じる事はありません。
しかし泥棒やスリ、ボッタクリがまだまだ多いです。
近年はスマホのアプリなどの普及で、タクシーなどのボッタクリは減ったと思いますが、市内でのスリなどは今も存在しています。
実際に私自身もスリなどの被害に遭いましたので、今回はベトナム生活での嫌な部分も、体験談などとして紹介出来ればと思います。
気になる方は是非お読みください。
ベトナムの治安や犯罪を知る前に日本国内にいるベトナム人について知っておこう
現在日本国内には32万人近くのベトナム人が暮らしています。
32万人という数字は在日外国人の中で3番目に多い数字となっています。
- 中国 764,720人
- 韓国 449,634人
- ベトナム 330,835人
在日外国人で1番多いのが中国人で、ベトナム人の2倍以上の中国人達が日本国内で生活をしているのですが、
しかし、
重要日本国内で1番犯罪をおこしているのがベトナム人なのです。
中国人の人数が76万人に対して、ベトナム人の人数は33万人です。しかしベトナム人の方が日本国内で犯罪を起こしており、在日外国人の中でベトナム人が1番犯罪を起こしているのも事実です。
昨年1年間における来日ベトナム人の犯罪件数は5140件で、前年比で62%増、ついに中国人を抜いて国籍別犯罪件数で第1位になっている。
このように日本国内で1番犯罪を起こしているのがベトナム人というデータがありますが
重要ベトナム国内はその本場なのです。
想像するだけでベトナムって大丈夫なの?と心配になってしまいますよね。
本場のベトナム国内ではもっと置き引きやスリが多発している
最初の方にも紹介しましたが、ベトナムでは殺人や誘拐などといった犯罪は少ないように感じます。夜中に1人で街中を歩いていてもさほど危険を感じる事はありません。
ただ、先ほどは日本国内でのベトナム人の犯罪事情を説明しましたが、ベトナムはいわゆるスリや置き引きの本場です。
場所によっては、盗みのプロ集団がウジャウジャいます。
実際に私自身も購入して1ヶ月のスマートフォンをハノイ市内でスラれてしまいました。その1年前はナイキのスリッパも一瞬で盗まれた事があります。
なので気を抜いたら、一瞬で物がなくなったりします。
「スマホを盗られる」をついにやらかしました。
帰国直前の油断してる頃が一番危ないと留学経験済の友達から散々聞いてたのにまじでそれだった。
10mくらいの距離だったからちょっと机に置いたまま離れてたら秒でやられました。イベント怖い。まあ、これは自分が悪いかなという感じ。。— 実咲@🇻🇳 (@misaki_hanoiii) January 12, 2020
こちらのフォロワーさんも一瞬でスマホを盗まれたとツイートをされています。
- 財布にチェーンをつけてズボンとリンクする
- 人混みを歩くときはポケットのモノを取られないように、ポケットに手を入れる
- 満員バスは盗みが多発するから注意
- バスに乗る時に押し合いになる時ほど、ポケットから抜かれやすい
どうして犯罪を起こしてしまうのか?!
まず最初に犯罪が起きる条件というものを知らなければなりません。
人はどうして犯罪を起こすのか?!
結論を言ってしまうと、経済状態が悪い所ほど犯罪が発生しています。統計データを見ても経済が悪くなれば犯罪の件数が増えるのです。
ベトナムはまだまだ発展途上国で恵まれた国ではありません。なので明日生きる為にモノを盗んだりしてしまう傾向があります。以前は中国人の犯罪が日本国内で1番目立っていましたが、中国の経済発展に伴い犯罪の件数は減っています。
なのでベトナムでも、今後経済が成長して行き、みんなが豊になれば犯罪件数が減っていくと個人的には考えています。
著作権や知的財産権などもお構いなしのベトナム
現在私はハノイ大学に在籍しており、ベトナム語を勉強しています。ハノイ大学は外国語学部なので様々な学部があるのですが、それぞれの学部で使用されている教科書は全てオリジナルのコピーです。
上の写真2冊もオリジナルの本のコピーで、ベトナム語学科で使用されています。
日本語学部で言えば、みんなのベトナム語のコピーを学生達に配布して授業を行っていますし、ハノイ大学の前にある本屋も全てコピーが大量に販売されています。
オリジナルを購入した場合、1冊2千円〜3千円しますが、コピーを購入すれば1冊300円程度で購入できるのです。
そして大学が全てコピーを使用しており、著作権など全て無視されている現状があります。
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人のアイディアや考えなども平気で盗む人もいる
ベトナム人からアイディアやビジネスを盗まれたのは、私自身が経験した事なのですが、同じ職場で働いてた同僚から私のビジネスやアイディアを盗まれ、そのまま事業としてマネをされました。
同じ会社で働いてて、私の学校でも働いてた先生だったのですが、目先の利益の為に平気で人を裏切るような事をするベトナム人もいるようです。
ラーメン屋の日本人オーナーが熱心にVN人スタッフに一からレシピを教え込み、経営が軌道に乗り始めた矢先に、コアスタッフに退職され、いつの間にか全く同じ味のラーメン屋が開店しているのと同じこと。
『ノウハウ』のみを売りにしてるサービス業界ではよくあること。— Phát Xít Nhật 🏴☠️🗡 (@Phat_Xit_Nhat) October 27, 2019
中には、日本人の板前を採用して店が繁盛しはじめたら板前を首にしたり、日本人に出資をさせた会社を乗っ取るなどもちょくちょく話を聞きます。
なので、スリや置き引き以外でも、ビジネスや勧誘などには注意が必要だと思いますし、いくら同僚と言えど一瞬で裏切る人もいるので、参考にして頂ければと思います。
不動産会社での裏切り参考記事はこちら
「あの子、他の不動産仲介業者のエース級のスタッフと結託して、自分たちで別に不動産仲介会社を作り、お客様を横取りしているんですよ」
「決め物」を抑える事ができなかったのではなく、今まで通りきっちりと抑え、上司の日本人には、「他社で決められたみたいです」
などとウソをつき、自分たちでこっそり作った不動産会社の別のスタッフから、その日本のお客様へ直接連絡をし、予め確保しておいた「決め物」を案内し契約を取る。
そして、アパートオーナーから仲介手数料をせしめる。上司の日本人が近況を確認する為に、再度お客様へ連絡すると、
「ああ、他社さんから紹介してもらったアパートに決めました、すみません」
これで終わりです。
仕方がない、次頑張ろう・・・そうなります。
最後に
今回はベトナムのマイナスな部分を紹介してみました。
私自身、最近購入したばかりのスマートフォンを盗まれたり、同僚からアイディアやビジネスを盗まれたりしました。なのでかなり気持ちが落ち込んでいたのですが
たまにはマイナスな部分も紹介するのもありだと思いました。
ただ最初の方にも言いましたが、スリや置き引きはあっても殺人や誘拐などの治安の悪さはありませんので安心してください。
この記事を読んだからってベトナムを嫌いにならないでくださいね。普段は良いところもたくさん紹介していますから。
また更新しますので、よろしくお願い致します。